こんにちは。
ろんです。
先日、舞台「ブラック・コーヒー」を観劇しに行きました。
その感想をつらつらと語る記事となっています。
語彙力はないですが、お付き合いください。
「ブラック・コーヒー」とは?
まずは、「ブラック・コーヒー」という物語についてお話したいです。
「ブラック・コーヒー」は、かのミステリーの女王、アガサ・クリスティ(Agatha Chiristie 1890-1976)が、その人生で初めて執筆した戯曲であります。
1930年、かつてロンドン北西部にあったスイス・コテージのエンバシー・シアターで初演された作品で、アガサ・クリスティが手掛けた戯曲の中で唯一、エルキュール・ポアロが登場する作品でもあります。
日本語版としては、早川書房から出版されている、戯曲版と小説版があるのですが、私は観劇前に戯曲版を購入しました。
観劇前に読み切ることはできませんでしたが、各幕のはじめに示されている部屋の間取りを分かった上で、観劇できたのは良かったかなと思っています。
あらすじ
ここでは、舞台「ブラック・コーヒー」のHPから引用します。
科学者クロード・エイモリー卿が、
家族の前で「機密が盗まれた」と
告げた直後毒殺される。
真っ暗な邸宅、残された空の封筒。
容疑者は―全員。
ポアロとヘイスティングスが
真相に迫るが、家族が抱える秘密が
次々と暴かれていく。
舞台におけるキャスト
- エルキュール・ポアロ役 片岡鶴太郎さん
- アーサー・ヘイスティングス役 鈴木拡樹さん
- リチャード・エイモリー役 新木宏典さん
- カレリ博士役 玉城裕規さん
- バーバラ・エイモリー役 天華えまさん
- エドワード・レイナー役 中尾暢樹さん
- ルシア・エイモリー役 凰稀かなめさん
- トレッドウェル(執事)役 横島亘さん(劇団民藝)
- キャロライン・エイモリー役 泉関奈津子さん(劇団NLT)
- ジャップ警部役 神農直隆さん(クリオネ)
- グレアム医師役 川村岳司さん(劇団AUN)
- ジョンソン役 成田裕也さん
- クロード・エイモリー役 多田健悟さん
観劇した感想の書きなぐり
私は、2026年4月8日(水)~4月12日(日)の期間、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで行われた大阪公演のうち、4月9日(木)の12:00からの公演を観劇しました。
率直な感想としては、本格的なミステリが会話劇として展開されていて、一公演では物足りないなと感じました。
今回、前売りでは20,000円のプレミアム席と、12,000円の一般席があったのですが、貧乏な大学生は一般席を選び、席は上手の端っこで、少し見切れる場面があったんです。
もちろんほとんどの場面は見れるので、満足はしています。
TTホールは800人ぐらいが入れる劇場で、1階だけで構成されていて、うしろになると十分な角度があるし、うしろでも役者の表情が分かるくらいの距離感なので、好きな劇場の一つです。
しかし、今回はただ一つ、上手奥のドアが見えなかったのが、心残りですね。
「ブラック・コーヒー」は、エイモリー家の読書室だけで物語が進んでいきます。
観劇前に読んだ部分の知識だけでも、家具の配置やドアの位置、また役者の立ち位置や仕草など、細かく指定されていたのが印象的だったのですが、戯曲でみた間取りがほとんどそのまま再現されていて、感動しました。
それゆえに、全ての間取りを見ながら楽しみたかったなと心残りがあります。
センターで見るのが一番ですね。
前半は、観劇前に戯曲で予習していたので、セットのすばらしさに感動し、さらに、戯曲に示されたとおりに役者さんたちが動くのにも感動しました。
ひとつひとつの動作に意味があり、誰が犯人なのか分からないのが魅力だと思います。
また、シンプルな会話劇だったのも印象に残っています。
特に、BGMや効果音などの音がほとんどないなと感じました。
もちろん携帯電話などの音や光の出るものの電源は切っていましたが、体勢を少し変えようとする音も気になるほど、無音の中の舞台だったと思います。
ここまで無音の舞台は初めてかな?
びっくりしましたが、音が無くても飽きることなく、舞台を見続けられたので、そこは役者さんの力量なのかなと思ったりしました。
最後に細かい話ですが、舞台となったエイモリー家の読書室には、時計がかけてあります。
ちょうど、下手の端っこです。
戯曲の目次には第一幕から第三幕までの時間が記されていて、第一幕が午後8時30分、第二幕が翌朝、第三幕がその15分後となっています。
それを再現するかのように、開演前からその時計は動いており、おおむね8時30分ごろに舞台が始まり、その後の展開も戯曲に書かれている時間通りにすすんでいたのが興味深かったです。
開演前にオペラグラスで確認して、その事実に興奮しました!
まだまだ感想は思い出せそうですが、一旦はここまでにしたいと思います。
おわりに
読んでいただきありがとうございました。
舞台「ブラック・コーヒー」は、版権上、円盤を出すことが不可能ということなので、一度きりの観劇にはなりましたが、満足した体験になったと思います。
またいずれの機会には上演されるかもしれないので、その際は観に行きたいなと思いますし、みなさんもぜひ一度はご覧ください。
参考にしたサイト
原作もどうぞ

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