【美学】『ギリシア芸術模倣論』【ヴィンケルマン】

こんにちは。

今回は、大学にて先日学んだ、ヴィンケルマン、特に『ギリシア芸術模倣論』について書いていこうと思います。

これを読まれている読者の皆さんは、ヴィンケルマンについてご存知ですか?

私は講義で初めて聞きました。
ヴィンケルマンとはなんぞやと。ちんぷんかんぷんですよ。

というわけで、ヴィンケルマンについて簡単にではありますが、講義で学んだことをブログとして残そうと思います。

『ギリシア芸術模倣論』の主張

今回、ブログで取り上げるのは、大学の講義で取り上げられたヴィンケルマンの代表作『ギリシア芸術模倣論』についてです。

『ギリシア芸術模倣論』は、正式名称を『絵画と彫刻におけるギリシア美術の模倣に関する考察』となっています。

とてもながい。

この題名を原文で書くと、Gedanken über die Nachahmung der Griechischen Werke in der Malerei und Bildhauer-Kunstとなります。

めちゃながい。

1755年に発表されたらしく、芸術哲学において大きな存在感のある考えだそうです。

講義で学んだ、この『ギリシア芸術模倣論』におけるヴィンケルマンの主張は、芸術のためには、自然を模倣するのではなく、ギリシア人を模倣するべきだ!というものでした。

ちょっと簡単にまとめすぎたかもしれません。(笑)

ルネサンスにおいて我々人類は、古代ギリシアや古代ローマの芸術を模倣してきました。
何事においても、模倣が大切だということを我々は知っています。

芸術においても、模倣は大切です。
芸術作品を産み出そうとした方は身に染みて分かるとと思いますが、実際にモノを見て、真似をして描くことは、上達への大事な工程なのです。

普通に考えれば、実物、自然を見て真似するのが一番の近道のように思われます。
美しい肉体の彫刻を作りたければ、実際にヒトの体を見て模倣するのが一番でしょう。

しかし、ヴィンケルマンの主張は違います。

ギリシア人の芸術を見て模倣せよというのです。

美しい肉体の彫刻を作りたければ、ギリシア人が作った彫刻を見て模倣するべきらしいです。

なぜそう主張するのか?

講義で学んだことではありますが、引き続き書いていきます。

なぜギリシア人の模倣?

ここからは、なぜギリシア人の模倣を主張するのか?について書いていきたいと思います。

ヴィンケルマンによれば、ギリシア人の芸術には自然にはないものが含まれていると言います。
それは二つあります。

一つ目は、自然のうちで分離されたものの精髄。
二つ目は、最も美しい自然がなお高められること。
だそうです。

私の一大学生の脳では何を言っているのかわからないのですが、ギリシア人は自然から、何か大事なものを芸術として表現していて、それによって自然を超えた目に見えないものが示されているということだと、私はとりあえず理解しています。

確かなことはまだ理解できていないので、これからの講義で頑張って理解してきますね。

まとめ

ということで今回は、ヴィンケルマンの『ギリシア芸術模倣論』について記事にしてきました。

まだまだ理解していないことが多く、あやふやな記事になりましたが、少しでも『ギリシア芸術模倣論』に興味を持っていただけたら幸いです。

では!

コメント

タイトルとURLをコピーしました